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間違えやすい敬称の使い方

敬称を間違う人は多い

社会人として生活されている人であっても、以下のような間違えやすい敬称を、間違ったまま使用していることは多いです。

良く見かける失敗例では「様、殿」を用いたものがあります。
「様」というのは、そもそも目上に対してのみ使って良い・・・というルールがありません。

ですが、テレビドラマや映画などを見ていると、「〇〇様」という表現が多く、かしこまった場面でのみ使っているイメージが強いです。
そのためテレビドラマや映画を通じて「様」を学んでいる人の多くは、目下、男女問わずで用いても良い・・・というルールを知らないことが多いのです。

補足となりますが、様は連名に対しての使い方が違ってくるので注意してください。
連名なのでまとめて様を用いてしまう人もいますが、これは失礼な様の使い方となります。

連名の場合は、必ず一人ずつで様を用いるようにしましょう。
他にも様の失敗例は存在し、役職に対して様を用いてしまうのは間違っています。
例えば、田中部長宛の書類であれば、「田中部長様」ではなく「田中部長」でよいのです。

また会話の中で、「総務部部長の田中さん」というケースでは、氏名にのみ様を用いて「総務部長の田中様」という形にしましょう。
このような失敗例を知っているだけでも、様を用いて良い関係を築けるようになっていきます。

次に「殿」ですが、殿は様と同じ扱いを受けるわけではありませんので、こちらには注意してください。
殿は「宛名が役職名の場合に用いる」という原則があります。

そのため、先ほどの「〇〇部長」の場合は、「〇〇部長殿」という形で用いてしまっても問題ありません。
公用文でも殿を用いて良いのですが、その際は「氏名に対して殿を用いる」形になります。

ビジネスマンとして必ず覚えておきたい敬称の中には、「御中」もあります。
こちらは人ではなく、機関、組織に対して用いるというルールがあるため、宛名、敬称を重ねて使用するのは良くありません。

例えば、「〇〇株式会社の氏名」となっている場合は、「〇〇株式会社御中」で良いのです。
失敗例は「〇〇株式会社御中の部長殿」となります。

これでは御中、殿の敬称が重なっているため、このような間違えやすい敬称に引っかからないように注意してください。

正しい言葉遣いは相手との親密度が上がる

敬称というのは正しい使い方をマスターしていると、ついついミスをしてしまうということが減ります。

最初は面倒なように感じるでしょう。
ですが、円滑なコミュニケーションを取るためには、相手に対しての思いやりが必要となるのです。

しかも敬称そのものの種類は多くなく、時期、立場によっての使い分けが求められるだけです。
これらのことを知っていると、間違えやすい敬称によって恥をかくことも無くなっていきますし、なによりビジネスマンとして成長している・・・、このような実感が増していきます。

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