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お礼状のマナー

言葉だけでなく形に残るものを

お世話になった人に対して「ありがとう」とお礼の言葉を述べるのは当たり前のことですが、言葉だけでなく形に残るものとしてお礼状を渡すことで更に感謝の気持ちを伝えることができます。
誠意を込めてお礼状を書くことが大切ですが、あまり書き慣れない方にとっては難しいと感じるかもしれません。
お礼状のマナーとして知っておくべきことをいくつかご紹介します。

参考:https://resident.mynavi.jp/conts/manner/basic/12.html

便箋に手書きを

近年はメールで簡単にお礼の気持ちを伝えることができるようになりましたが、気持ちを込めた送り状を手書きにすることで更に心を込めることができるはずです。
特に年配の人に対してはメールをあまり使い慣れていないという事情もあることから、手紙にした方が良いのです。
早速便箋と封筒を用意して、手描きのお礼状を書く準備をしてみましょう。

便箋はカラフルなものや可愛いイラストが入っているものなどがありますが、ビジネスマンという立場を考えると白い縦罫線の入ったオーソドックスな便箋がベストです。
親しい間柄の友人に対してはイラストが入っている便箋でも構いませんが、やはりビジネス上のお付き合いとしてお礼をしたいという場合には白の便箋を選ぶべきです。

封筒も白無地の封筒を選ぶようにするのが基本です。
あまりにも殺風景な印象を受けますが、ビジネス上のお付き合いということを考慮すると地味に感じる方がむしろ正しいマナーと言えます。

文章の構成

文章は黒のボールペンや万年筆を使用して書きますが、できるだけ丁寧に見やすい文字を心がけてください。
いよいよ文章を書き出しますが、大まかな文章構成は前文と主文、末文の3部構成になります。

前文では頭語として「拝啓」などと書き出してから時候の挨拶を書きます。
頭語に続けて一文字開けるようにして時候の挨拶を書くのがポイントです。
お礼状を出す時期に合わせて時候の挨拶を選択しましょう。

主文ではお礼状の肝心な部分であるお礼の言葉を書き、続いて本文を書きます。
これからの決意表明や感想などお礼だけでなく自分の言葉で表現することを忘れないでください。
お礼の言葉と本文は段落を変えて、段落ごとに一文字下げるのを忘れないでください。

末文では結びの挨拶として感謝の言葉を書き、最後に結語を書きます。
「拝啓」を頭語に選んだ場合は「敬具」と結びます。
最後にお礼状を書いた日付と氏名を記載しましょう。

言葉使いに注意

普段の話し言葉でお礼状を書いても、あまり感謝の気持ちは伝わりません。
きちんと敬語を使うべきですが、場合によっては間違った敬語を書いてしまう人もいるので注意しましょう。
例えば「お越しになられていました」という言葉は二つの敬語が重なっているため使い方としては間違っており、正しくは「お越しになりました」とするのが正解です。